8月11日最終更新
投資するために、何か勉強を始めようと思っている方は多いと思う。
義務教育で教わらない内容だから、なおさら勉強の方法がわからない。
だから、安易にネットの情報を信じて投資をして負けてしまう。
そこから投資に嫌悪感を持って、投資はギャンブルだと語る人が増えていく。

投資する前にお勉強をしよう!
投資をする前に投資とは何か考える
投資とは、資産形成の一つだ。貯蓄と比べ、元本が保証されない特徴がある。
元本保証がないものには、「投資」と「投機」がある。投機はギャンブルに近い。
違いについては、こちらにわかりやすい解説があった。
投資と投機の違い
◯ 投資=会社を買うこと
「投資」とは、世の中の新たなニーズを的確に捉えることにより、大きな成長が見込まれる企業の株式を買うこと。投資家が、成長するパイを分け合う「プラスサム」の世界
◯ 投機=相場を買うこと
「投機」とは、様々なニュースや思惑などに基づいて形成された、実体価値が無い相場を買うこと。
引用:丸三証券
投資をするためには、大きな成長が期待される株式会社を買う必要がある。
しっかり見極めるためには、勉強が必要だと分かるだろう。
競馬や競艇のギャンブルでも勝ち越している人は必ずいる。その人は、情報を必死に集め、その情報を元に予想し賭けている。
収支(利益)をしっかりつけ、日々データを集める=勉強 である。
これは、投機(ギャンブル)ではなく投資に当たるだろう!

何も考えず、他人の予想を参考にお金をかけたり、好きな数字を選ぶことがギャンブルなら、ネットの情報を鵜呑みにしたり、ランキングから購入する株を選ぶことは同じではないだろうか?

僕は、自己資金で楽しむ分には、ギャンブルは趣味として良いと思う!
投資の勉強をするために
投資で必ず勝つ方法を僕はまだ知らない。
きっとどこかにあるだろうが、一生かけてもわからないだろうし、理解できないだろう。
しかし、負けないためにも、自信を持って投資をするためにも勉強は必要である。

学校で教えてくれない投資についての勉強は、そこら中に転がっている。
まずは、有名投資家から学ぶことだ。
先人の知恵、名言、行動などを知ることは重要である。
成功者である方々から投資について学ぶのである。
小金持ちでなく、大金持ちや社会的地位の高い人の教えの方がより信用できる。
また、投資するにあたって、数字に強くならなければならない。
投資とは、お金を利用することなので、計算がある程度できなければならない。
そのためにも、オススメ出来る資格は色々ある。
紹介していこう!

投資に役立つ資格
投資に役立つ資格は、社会人として生活する上でも役に立つ。
今回は、そんなハイブリッドな資格を紹介しよう!
FPである。
FP(ファイナンシャル・プランナー)
FPと言っても、ピンと来ない方は少なくない。僕の周りでも認知度は50%くらいだ。
FPは、1〜3級に分かれている。FP3級は合格率50%を超える資産形成のための入門資格である。
さて、出題範囲は以下のようになっている。
A ライフプランニングと資金計画
1. ファイナンシャル・プランニングと倫理
2. ファイナンシャル・プランニングと関連法規
3. ライフプランニングの考え方・手法
4. 社会保険
5. 公的年金
6. 企業年金・個人年金等
7. 年金と税金
8. ライフプラン策定上の資金計画
9. ローンとカード
10. ライフプランニングと資金計画の最新の動向
B リスク管理
1. リスクマネジメント
2. 保険制度全般
3. 生命保険
4. 損害保険
5. 第三分野の保険
6. リスク管理と保険
7. リスク管理の最新の動向
C 金融資産運用
1. マーケット環境の理解
2. 預貯金・金融類似商品等
3. 投資信託
4. 債券投資
5. 株式投資
6. 外貨建商品
7. 保険商品
8. 金融派生商品
9. ポートフォリオ運用
10. 金融商品と税金
11. セーフティネット
12. 関連法規
13. 金融資産運用の最新の動向
D タックスプランニング
1. わが国の税制
2. 所得税の仕組み
3. 各種所得の内容
4. 損益通算
5. 所得控除
6. 税額控除
7. 所得税の申告と納付
8. 個人住民税
9. 個人事業税
10. タックスプランニングの最新の動向
E 不動産
1. 不動産の見方
2. 不動産の取引
3. 不動産に関する法令上の規制
4. 不動産の取得・保有に係る税金
5. 不動産の譲渡に係る税金
6. 不動産の賃貸
7. 不動産の有効活用
8. 不動産の証券化
9. 不動産の最新の動向
F 相続・事業承継
1. 贈与と法律
2. 贈与と税金
3. 相続と法律
4. 相続と税金
5. 相続財産の評価(不動産以外)
6. 相続財産の評価(不動産)
7. 不動産の相続対策
8. 相続と保険の活用
9. 相続・事業承継の最新の動向
多岐の分野にわたるが、広く浅くがFPの特徴である。
青マーカーで記した部分が、投資に関わる分野である。
投資とは何か、リスクとは何かから始まり、投資の対象(株、投資信託)の理解を深めることが出来る。
PERやPBRなどの株式指標の算出方法や、利用方法などを知ることも出来る。
さらには、税制優遇があるNISAやiDecoの制度解説や、FX、先物等のリスク商品についても学ぶことが出来る。投資する対象を比較するのにも良いだろう。
FPは、投資のイロハを学ぶには良い資格である。

僕も、FP2,3級,AFPの資格保持者である。
本屋で書籍を買えば、試験範囲を網羅することが出来るだろう。最近は、サブスクやオンラインで学べるツールもあるのでそれもいいだろう。
You Tubeで勉強するのもいいだろう!

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