つみたてNISAのアクティブファンド-8

Column | コラム

2021年3月13日最終更新

初心者投資家応援企画の第8弾!つみたてNISA解説の第6弾!

まだ見ていない方は、つみたてNISA第1弾へ

つみたてNISA第1弾

初心者投資家応援企画第1弾はこちら

つみたてNISAのアクティブファンドに挑戦

攻める投資信託である、アクティブファンド!

アクティブ=積極的

そう!指数連動を目指すインデックスではなく、ファンドマネージャーや運用会社の運用方針により

インデックスの動きを上回る投資成果を目標とするのがこのアクティブファンド

インデックスvsアクティブ

インデックスファンドは、指数に連動する投資信託である。

日経平均、TOPIX、米国のS&P500などの株価指数に連動するように動くことにより、リターンを得られるものである。

一方、アクティブファンドはインデックスファンドを上回る成績目標を目指すものが多い。

さらには、ファンドマネージャー(投資先を選別し、投資を行う最高責任者)の独自の目線・運用会社の方針に従った運用をするものである。

アクティブファンドの説明は以下の通り、

運用会社やファンドマネジャーが独自の見通しや投資判断に基づいて、ベンチマーク以上の収益を目指すファンドのこと。銘柄の入れ替えや情報収集などにコストがかかるため、インデックス・ファンドに比べて信託報酬が高めに設定されています。

三井住友DSアセットマネジメントより

投資信託本数の差は!?

まずは、つみたてNISAで購入可能な投資信託本数で比較!

インデックスファンド:167本

アクティブファンド:19本 (2021年3月11日現在)

圧倒的に、インデックスファンドが多い!

アクティブファンドは、独自の運用目的を持って資産運用するのでコストがかかるからだ。信託報酬等のコストはインデックスファンドよりもどうしても大きくなる。

ちなみに、インデックスファンドは、指数通りに運用すればいいので指数に組み入られている銘柄を購入するだけなので、コストは大幅に削減できる。

Jさん
Jさん

アクティブファンドは、手数料がどうしても気になる。。。

個性が際立つアクティブファンド

今回は、1つアクティブファンドを紹介しよう!

ひふみプラス

基準価格:49,035円

純資産総額:4,373.41億円(2021年2月度)

信託報酬:

信託財産の純資産総額500億円まで 年0.980%(税抜)
信託財産の純資産総額500億円を超える部分 年0.88%(税抜)
信託財産の純資産総額1,000億円を超える部分 年0.78%(税抜)

→管理費用:1.078%

最新の基準価格等は証券会社HPやレオスキャピタルワークス株式会社にて確認ください

ひふみ投信は、「日本を根っこから元気にする」をコンセプトに、主に日本の成長企業に投資する投資信託です。

ひふみ投資信託より

2008年の運用開始から、ファンドマネージャーの顔が見える投資信託として、中小型の成長企業をメインに投資しているひふみ投信。

社長兼最高投資責任者の藤野英人さんの手腕が目立った投資信託で、有名だ。

投資成績は、ファンドの運用理念と彼の手腕にかかっているのだ。

ひふみ投信の運用会社のレオス・キャピタルワークス株式会社のHPでは、様々な投資の情報、動画での解説、月時のレポートを見ることが出来る。

ファンドマネージャーである藤野英人さんによる投資は、一貫しており成長する企業に投資を行なっている。

そして、暴落の兆しを察知した時には現金比率を上げ、相場と同じ暴落を避けることが出来ています。

これも、柔軟に動くことが出来るアクティブファンドならではでしょう!

ひふみプラスが出来てから10年が経ちますが、このファンドは藤野英人さんの独裁体制ではなく、新人の育成、人種・男女問わない採用により新たなファンドマネージャー・アナリストを育成し、将来性も十分である。

ファンドマネージャー:資産運用を実行する管理職である。会社を評価し、預かったお金を実際に動かす重要な仕事である。

アナリスト:分析をメインにする人。ファンドマネージャーに情報提供する。

Jさん
Jさん

アクティブファンドは、トップ1人の独裁体制での投資運用により成果を上げているものが多い!

ひふみプラスは、会社の規模・業種・直近の業績にこだわらず投資・運用を貫いている。

数字に出ない部分をファンドマネージャーらの知見や社長をはじめ会社職員の気質を感じ、成長する企業かどうかを見極めるのだ。

まとめ

ひふみプラスの、信託報酬はインデックスファンドより高いことがわかった。

しかし、投資手法はインデックスファンドのそれと違い、人間味があり面白い!人間にしか気づかないようなところも投資基準に組み込んでいる。

ひふみプラスの運用会社のレオスキャピタルワークス株式会社は、顔の見える投資信託である。

投資する最高責任者・ファンドマネージャーの顔を見ることが出来る。

さらには、投資レポートを始め、運用手法、運用結果、マーケットレポートなど数多くの情報を投資初心者にも分かりやすく伝えてくれる。

Youtubeでの情報発信もあり、投資の勉強になる。

何より、投資が楽しくなること間違いない!

これからも、ひふみの力で成長企業をバックアップしていって欲しい!


↓あなたの気になるタグでサイト内検索↓

コメント